第17回 おおた工業フェア 開催にあたり

大田区は日本を代表するモノづくり企業の集積地として、国内はもとより世界の企業から厚い信頼を受け続けています。日本経済の根幹をなすのは製造業であり、今後も日本の屋台骨を担うものでなければなりません。高度な技術を誇る大田区の中小製造業は、世界へ高品質の製品を送り出し、「Made in JAPAN」という絶対的な信頼のブランドを築きあげて参りました。経済環境の厳しい今、変化へのスピード感ある対応と、独自の技術、製品開発といった時代を拓く底力が求められています。

現在大田区は、羽田空港の沖合展開後の跡地がアジアヘッドクオーター構想による国際戦略総合特区へ認定されました。羽田空港が再国際化した今、海外への玄関口とした立地条件を生かし、国際競争力を高め、アジアのモノづくり拠点としての復活を目指しています。また、生産拠点の海外展開が進む中で生き残るべく、受託加工型に留まらない独自の新製品、新技術開発、医療の世界に町工場の技術を生かす「医工連携」など、工業の力は新たな時代を築き始めています。

第17回高度技術・技能展「おおた工業フェア」は、時代に勇猛果敢に挑む、熱く頼もしい企業が揃っています。技術の粋を集めた各社の展示ブース、注目の新製品・新技術ゾーン、商談会や豊富なセミナーと、盛り沢山の内容で皆様をお待ちしております。

ご来場頂き、未来につながる大田区の新しい工業技術、製品をぜひ「ご体感」ください。