株式会社品川測器製作所

産業用計測器の製造に必要な、ほぼ全ての工程をカバーできる設備と人材を確保。設計・機械加工・溶接・ロウ付け・組立・検査・メンテナンスの一貫体制により、個々のお客様のニーズに合わせた対応が可能です。高温・多湿・寒冷・振動など、特に厳しい環境下で採用される当社製品は、堅牢で耐久性に優れていることが高く評価されています。また、鉄道車両用の計器は、フランス、ポーランド、メキシコ、インドなど世界各国の車両に搭載されています。

前回の「優工場」認定から6年。その間に全社一丸となって事業改革を推進し、確実な進化がありました。従来、トップダウンで決めていた方針や目標は社員自ら策定。事業改革リーダーを中心に、主体的に行動する組織へと変わっていきました。現在も改革の手を緩めることなく更なる進化を目指して新事業・新分野にも挑戦しています。

社員は最年少27歳から最年長85歳まで、世代を超えて互いの得意分野や経験値を共有しながら活躍しています。計測器の製造に必要な加工や溶接技術、微細な内部機構の組立技術は、豊富なノウハウを有する熟練社員が若手社員に指導。年初に策定する「教育訓練計画」を基に教育内容や優先度を明確にし、技能継承を確かなものにしています。

脱炭素への取り組みを推進するため、CO2排出量を見える化するソフト「アスゼロ」を導入し、運用を開始しました。現在、国際基準である「温室効果ガス（GHG）プロトコル」によるScope1（直接排出量）及びScope2（間接排出量）を把握しています。蓄積したデータは今後自社のウェブサイトに掲載し、外部にも公表していく予定です。