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ミニチュアボールねじスプライン
優秀賞
概要
ミニチュアボールねじ専業メーカであるケーエスエス(株)とミニチュアボールスプラインメーカのヒーハイスト精工(株)がコラボして開発したボールねじとホールスプラインの一体型商品です。
ミニチュアボールねじスプラインは、従来別部品であったボールねじとボールスプラインとを1軸上に加工することで、究極のハイブリッド、コンパクト、軽量化を追求しています。この商品は、φ8mm、φ6mm、φ4mmの極小径サイズについて製作が可能で、その加工技術、組立技術は困難を極めますが、両社のノウハウを駆使して完成させました。ミニチュアボールねじとミニチュアボールスプラインを一体化させただけでなく、小径サイズであるにもかかわらず、シャフトには中空穴が設けられており、この中空穴を利用してエアーを配管することで、小物部品の吸着も可能となります。
つまりミニチュアボールねじスプラインは、1つの製品で、直動(Z;ボールねじ駆動)、回転(Θ;ボールスプライン駆動)、吸着(Vacuum;中空穴利用)の3つの機能が実現できます。
特徴
ボールねじとボールスプラインが1軸上に加工され、さらにシャフトに中空穴が加工されています。モータに連結したボールねじナットを回転させると、ねじ軸が上下動(直動)し、ボールスプラインは回り止め機構として作用します。モータに連結したボールスプラインナットを回転させると、ねじ軸が回転運動をします。中空穴にエアーを通すことで、ねじ軸の先端に小さな部品(チップなど)を吸着することも可能です。またボールねじとボールスプラインを1軸上の同じ位置に交差して加工するオーバーラップタイプでは、ボールねじナット、スプラインナットが同じ箇所のストロークを移動でき、シャフトの長さが大幅に短くなります。
これらの機能を保有し、かつ小径(φ8mm以下)サイズが加工できることから、直動、回転、吸着機能を必要とする装置のコンパクト化が実現できます。
営業品目
- ミニチュアボールねじスプライン
- 精密ボールねじ/転造ボールねじ
- 精密送りねじ/樹脂ナットすべりねじ
- モータ直結型精密ボールねじ
- 小型アクチュエータ
- ミニチュアボールねじ専用小型サポートユニット
企業情報
社名 | ケーエスエス 株式会社 |
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住所 | 〒146-0093 大田区矢口1-22-14 |
連絡先 |
TEL:03-3756-3921 FAX:03-3756-3232 |
URL | http://www.kss-superdrive.co.jp/ |
企業情報
社名 | ヒーハイスト精工 株式会社 |
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住所 | 〒350-1151 埼玉県川越市今福580 |
連絡先 |
TEL:049-273-7000 FAX:049-273-7001 |
URL | http://www.hephaist.co.jp/ |