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ウェアラブル2次元リングスキャナ WRS-200
奨励賞
指に装着可能な小型・軽量を実現した二次元 スキャナ、快適な操作性でスキャン時間の短縮
概要
ウェアラブルでスキャン時間の短縮、二次元化でスキャンストレスの解消
バーコードスキャンする場合、一般的には①対象物を「手に取る」、②バーコードスキャナを「手に持つ」、バーコードスキャン後に③バーコードスキャナを「置く」、④スキャンを終えた対象物を箱などに入れる、という手の動作の繰り返しとなります。バーコードスキャナをウェアラブル化することで、上記②と③の動作が無くなり、その分作業時間が短縮されます。従来からウェアラブルスキャナは有りましたが、やや大きくかつ重く装着も手首などに付ける物が主流でありました。小型・軽量化により「指」に装着できるようにし、ウェアラブルとして快適な操作性を実現できます。
特徴
BLE採用で長時間運用可能、容易なBluetooth接続、二次元スキャナ搭載
通信方式にBluetooth Low Energy方式(BLE)を採用したことです。このことにより、消費電流を抑え長時間の運用に耐えられます。因みにWRS-200は連続10,000回のスキャンが可能です。また伝統的なBluetooth方式に比べWindows、Android、iOSとの接続が極めて容易になりました。また読取を知らせるブザーやバイブレーションを装備するほか、現場の運用に合わせて様々な設定が出来、現場スキャン業務をサポートできます。高機能な一次元/二次元スキャンエンジンを搭載しウェアラブルスキャナとして操作性の向上を実現しました。
用途
スマートデバイスの入力ツール、モバイルソリューション促進
PCやハンデターミナルに変わって現場端末としてスマートフオンやタブレット端末が急速に利用されて来ております。それらの入力端末としてのバーコードスキャナをウェアラブル化することでハンズフリーを実現し作業効率を高め、さらに可搬性を活かし機動性に富んだソリューション構築が可能となります。具体的には物流倉庫での入荷/出荷検品・ピッキング・棚卸しで広く利用されていいます。ICT技術の進歩に従いスマホやタブレットの業務活用が進み、入力ツールとしのWRS-200はそれらの利用促進に寄与できると考えています。
講評
本製品は、製造管理や物流等で二次元バーコードを読み取るスキャナを指輪型にすることで、作業者がスキャナを持ち替えることなく読み取り作業ができるよう工夫されている点を特徴としています。バーコードスキャナとしても、向きを気にすることなく二次元バーコードが読み取れること、読み取った情報をPC等に転送し作業者にフィードバックができる機能、長時間動作が可能な点など、良く工夫されている点が高く評価されました。通販等で物流管理の必要性が増している中、作業者の負担を減らす機器として普及することを期待します。
企業情報
社名 | アイメックス株式会社 |
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住所 | 〒146-0094 東京都大田区東矢口2-4-14 |
TEL | 03-3750-0511 |
FAX | 03-3756-0611 |
メール | sales@aimex.co.jp |
HP | https://www.aimex.co.jp/ |
業種 | 製造業 |
事業内容 | 自動認識機器の製造・販売、カスタマイズ品の受託製造、モバイルソリューションの提案 |