- > 大田区中小企業 新製品・新技術コンクール 受賞企業紹介
- > 植物工場省人化設備 「移植機OH-Sn MKⅡ」
植物工場省人化設備 「移植機OH-Sn MKⅡ」
奨励賞
植物工場省人化設備「新開発Pinクランプ搭載移植機OH-Sn MKⅡ」Debut!
概要
新開発『Pinクランプ』搭載により、移植能力大幅アップ!
植物工場で生産されている代表的なものとして『レタス』があります。生産工程と当社の設備開発状況は以下の通りです。
OH-Sn MKⅡ移植機は、『播種後育苗したウレタンを自動で、個片に切断しパネルに移植する装置』です。大橋製作所ラインアップとして、今後も各工程省人化設備を順次製品化していきます。新開発『Pinクランプ(右写真)』(特許取得済)搭載移植機OH-SnMKⅡは、
- Pinクランプ移植により、ウレタンを円柱形状に形成し、パネル穴にフィット
- 移植がスムーズに行われ、確実・安定・均一な移植
- 同時移植は最大12コマ(標準ウレタン縦コマ数)が可能を実現し、移植能力が大幅にアップしました。大型植物工場でも、OH-Sn MKⅡこの1台導入で、大幅な移植省人化が計れ、コスト削減に大きな貢献が期待できます。
特徴
高効率、スムーズ、確実、安定、均一な移植を実現
移植機OH-Sn MKⅡは、
- 最大ウレタン12コマの高効率な同時移植
- Pinクランプ搭載により、スムーズで確実な移植、安定・均一な移植を実現しています。移植能力がアップし移植効率が上がることによりコスト改善されるだけでなく、確実で均一な移植により育苗に必要なウレタンへの養液浸透について安定した状態を作り出し、最適な育苗環境を保つことができます。
移植機OH-Sn MKⅡは、
- 最大ウレタン12コマの高効率な同時移植
- Pinクランプ搭載により、スムーズで確実な移植、安定・均一な移植を実現しています。移植能力がアップし移植効率が上がることによりコスト改善されるだけでなく、確実で均一な移植により育苗に必要なウレタンへの養液浸透について安定した状態を作り出し、最適な育苗環境を保つことができます。
用途
植物工場での人による『移植工程』作業を省人化
2018年以前は、一日3〜5千株移植規模の植物工場が大半でした。作業はほとんどが人により行われていました。近年では10千株/日以上の大型化した植物工場が徐々に展開されています。大型化により、省人化設備導入、特に高効率な移植機が要望されています。
OH-Sn MKⅡはその要望を満たす移植能力をもち、更に安定・確実な、しかも均一な移植を実現しています。20千株程度の移植を4〜5人程度で行われている作業が、1人のオペレーション作業での対応が可能となります。安定した生産を維持し、高効率なオペレーションにより、更なるコスト改善を目指せます。
講評
あまり意識されませんが、コンビニエンスストア等で売られているサラダやサンドイッチのレタスなどは、いわゆる「野菜工場」製であることが増えています。この製品は、こうした植物工場で苗の生長に伴う植え替えを行う機械で、従来機に比べて移植の効率を格段に高めたことが特徴です。気候変動や農業従事者の減少の影響等で生鮮野菜の安定供給が難しくなりつつある現在、大田区発のこうした製品がアグリビジネスで一層活躍する日が来ることを期待いたします。
企業情報
社名 | 株式会社大橋製作所 |
---|---|
住所 | 〒143-0013 東京都大田区大森南3-19-11 |
TEL | 03-3744-5351 |
FAX | 03-3744-5749 |
メール | agri@ohashi-engineering.co.jp |
HP | https://www.ohashi-engineering.co.jp/agri/index.html |
業種 | 製造業 |
事業内容 |
|