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急斜面対応型 半自律走行草刈ロボット
おおたネットワーク賞
新発想のワイヤ牽引式草刈機
概要
業界初!ワイヤ牽引式草刈機
本製品は、斜面の草刈りに特化した特殊な草刈機です。2本の固定杭と、その間に設置したワイヤによる牽引で精緻な位置制御を行い、斜面の草刈りを行います。急斜面の草刈り作業は、毎年死傷者を出す大変危険な作業であり、近年はその対策としてラジコン機が各専門メーカーから発売されていますが、キャタピラなどによる自走式のため、山間地の40度を超えるような斜面には対応が困難です。弊社の草刈機はワイヤ牽引式のため、急な斜面で本領を発揮します。モノづくりの力で悲惨な死傷事故を防ぐと共に、作業の効率化、省力化により、ユーザーの負荷軽減に大きく貢献します。
特徴
使い易い軽量設計
他社製のラジコン式草刈機の車重はいずれも100kgを超え、現場へのアクセスには軽トラが必要です。本製品は25kg程度であり、足回りがキャスターとなっているため、人力で押して移動させることができ、雨上がりのぬかるんだ斜面でも使用可能です。ワイヤ牽引式なので滑らず、落ちず、斜面をキャタピラで崩してしまうようなこともありません。また、手押しモードで平地の草刈りも楽々行えます。従来の肩掛け式草刈機と異なり、振動が伝わることも無く、刈刃の距離も離れるため安全です。便利な自律走行機能も搭載し、最高の使い易さを提供します。
用途
広がる用途
本製品の開発は、従事者の減少と高齢化が進む農業分野において、国の研究機関である農業・食品産業技術総合研究機構との共同開発からスタートしました。日本の農地の約4割は山間地に存在しており、病害虫の発生源ともなる畦畔草むらの除草作業は高齢化した農家には大変危険な重労働でありながら必須の作業であり、省人化・省力化は喫緊の課題となっています。その他、広大な斜面を持つ高速道路や鉄道、河川の堤防、発電所などの巨大インフラの法面も草刈りは必須の作業であり、本製品はその効率化、安全性の向上に大きく貢献します。
広がる用途
本製品の開発は、従事者の減少と高齢化が進む農業分野において、国の研究機関である農業・食品産業技術総合研究機構との共同開発からスタートしました。日本の農地の約4割は山間地に存在しており、病害虫の発生源ともなる畦畔草むらの除草作業は高齢化した農家には大変危険な重労働でありながら必須の作業であり、省人化・省力化は喫緊の課題となっています。その他、広大な斜面を持つ高速道路や鉄道、河川の堤防、発電所などの巨大インフラの法面も草刈りは必須の作業であり、本製品はその効率化、安全性の向上に大きく貢献します。
講評
盛土法面のようにきつい斜面の草刈りは、自動化しようにも草刈機そのものが自重で落下する危険があるなど、省力化が進みにくい分野の一つです。この製品は、二本の杭に接続したワイヤの長さを調整しながら草刈機を位置制御する機構を有する草刈ロボットで、その開発には、国立研究開発法人農研機構とI-OTA合同会社をはじめ大田区の複数企業がタッグを組んで貢献されており、「おおたネットワーク賞」に相応しい製品であると評価されました。
企業情報
社名 | 株式会社エース |
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住所 | 〒143-0002 東京都大田区城南島2-5-1 |
TEL | 03-3790-5500 |
FAX | 03-3790-5560 |
メール | info@ace-tech.jp |
HP | https://www.ace-tech.jp |
業種 | 生産用機械器具製造業 |
事業内容 |
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